DIARY

ヨーロッパの文化 ~音楽編~

Posted on 21.Jun.2018 by SWITCH in diary

皆さん、こんにちは!!
洋服と歴史と芸術をこよなく愛するSwitchの宗光です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか??

今月14日から始まった”2018ロシアワールドカップ”。
日本は、初戦に勝利し、日本列島は連日、歓喜に沸いています。
世界のスーパースター達が集う祭典は、見逃せないモノです。

今日は少し、洋服から離れ、芸術文化について、お話させて頂きます。
さて、今のロシアは、ソ連という社会主義国から生まれた国で、
アメリカとの冷戦や、各国との対立をしばしば行い、
冷酷で、あまりイメージが良くない国として知られています。
ですが、芸術に関して言えば、芸術大国であり、世界的に有名なのです。
特に、音楽、バレエなどは、世界最高峰のレベルを誇ります。
チャイコフスキー、ラフマニノフといった音楽家や
世界最高と言われるボリショイバレエ団。

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【チャイコフスキー】

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【ボリショイバレエ団】

では、何故、ロシアでは、こうした芸術文化が栄えたのでしょうか??
それは、18世紀頃に、ロマノフ朝で、ロシア帝国を築いた国王の存在が大きいのです。
特に、芸術文化の発展に対して、力を入れたのが、
女帝、エカチェリーナ2世。
彼女はまず、帝都をサンクトペテルブルクに築き、
エルミタージュ美術館、エルミタージュ宮殿、ボリショイ劇場を築きました。

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【エカチェリーナ2世】

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【エルミタージュ美術館・宮殿】

実は、音楽やバレエなどは、元々、ヨーロッパの宮廷文化の中から、生まれたものです。
なので、このような文化・芸術は格式が高く、
上品な文化として現代に伝わっています。
もちろん、これは、ロシア以外のヨーロッパの国でもいえる事です。
そして、王や貴族をパトロンに迎え、多くの芸術家が生まれたのです。

特に、モーツアルト、ベートーヴェン、ショパンの
パトロンとして、支えたと言われているのが、
現・オーストリアのハプスブルク家。
13~20世紀初頭までの約650年間も神聖ローマ帝国と
オーストリア王朝の皇帝として、ヨーロッパを牽引した名門家です。
ドイツ、オーストリア、ポーランド、ハンガリーなどの国を中心に
支配下に収め、全盛期にはヨーロッパ全土と南米まで支配した
歴史上まれにみる、偉大な貴族でした。
一方で、ハプスブルク家は、文化振興を掲げ、特に音楽の発展を軸に、国政を進めていました。
ハプスブルク家の拠点は、ウィーン。
皆さんもご存知の通り、”音楽の都”とされています。
ハプスブルク家の支援で、偉大な音楽家が、花を咲かせ、
素晴らしい音楽という文化を創り出したというわけです。
音楽たちは、素晴らしい環境と、お披露目の場を与えられ、
優秀な人材は、ウィーンへと集まりました。

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【17世紀頃の宮廷での音楽会】

総称すると、ヨーロッパ諸国で、音楽や芸術が栄えたのは、
国王、貴族たちが、宮廷文化を創り出し、
その文化の発展と振興を掲げた強い意志に合ったと言えるでしょう!!

今日は簡単にご紹介させて頂きましたが、
まだまだ、ヒストリーや文化的な事での、逸話は多く存在します。
ヨーロッパで古くから、伝えられてきた芸術文化の数々のストーリーや
歴史を知った上で、音楽や芸術に触れると
その奥深さがさらに感じられる事と思います。

是非、皆さんも歴史・芸術・文化に触れてみてはいかがでしょうか??
長い歴史や奥深さがあるからこそ、
その文化に触れたとき、感動やトキメキも大いにあるのではないでしょうか。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。