ヨーロッパの歴史と文化に触れる②

2019.2.22.Fri
皆さん、こんにちは!! 洋服と歴史と芸術とSwitchをこよなく愛すSwitchの宗光です。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか?? Switchの2019年、春夏シーズンがスタートし、 早いもので10日程経ちます。 連日の寒さが続く中、オープンしてすぐに沢山の皆様に ご来店頂きまして、「楽しみにしていたよ」とお声を掛けて頂き、 今シーズンもお陰様で良いスタートをきることが出来ております。 改めまして、心より感謝申し上げます。 今日はヨーロッパの歴史に触れる②と題して、ヨーロッパの 芸術、文化について、僕の考えをお話させて頂きたいと思います。 今回は、ヨーロッパでは、洋服を含めた芸術文化が発信し続けられ、 多くの素晴らしいデザイナーやアーティストがなぜ、生まれ続けるのかという事を考えていきたいと思います。 さて、ヨーロッパに行かれた方は、お分かりだと思いますが、ともかく ヨーロッパの街は、各街々が、絵になるような美しさを持っております。 もちろん、時代が進む中で、新しい文化も取り入れていますが、 古くから継承されてきた文化や建物、モノなどを完全に壊すという事はしません。 なので、文化が根強く残っている分、街を歩くだけでも感性が宿るのです。 くわえて、個人的には、幼少時代、学生時代の過ごし方に、大きな要因があると思っております。 例えば、日本などでは、若い学生や社会人のカップルや、友人同士で 美術館や博物館に行くという事も少ないことと思います。 それよりかは、現代的な過ごし方をする人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?? ですが、ヨーロッパなどでは、幼少期や学生時代、若い時ですら、恋人や友達との デートで、美術館や博物館を訪れ、芸術文化に触れる事で、豊かな感性、色彩感覚、 そしてクリエイティブな力を自然と養っています。 オルセー
ウフィツィ美術館 大英博物館
もちろん、ヨーロッパは日本以上に、文化的な施設や文化財が数多くあるという事もあると思います。 そして、ヨーロッパの人々は、自分たちが見たモノ、感じたモノについて、ディスカッションや討論を行い、 自分達の先祖が受け継いできた文化や芸術を、継承しようという、気持ちが多いにあるのです。 日本では、若者の間で、日本の伝統文化に触れる機会も減り、伝統文化そのものも減少傾向にあります。 逆に恥ずかしながら、日本以外の外国人の方が、日本の文化を発信しようする動きが見られます。 このように小さい時から、身近に、芸術・文化に触れる事で、 世界を牽引するデザイナーやアーティストが生まれるのではないかというのが、僕の答えです。 古き良き文化を継承しながらも、時代のニーズや流れに合ったモノが生み出されています。 洋服の世界は、特にそうで、ヨーロッパでは洋服を文化、芸術と見なし、単に着るだけの 日常アイテムと言ったくくりではなく、あくまで高い芸術性を持った、芸術品として、とらえられています。 なので、一つの服を作り上げる事は、一つの絵画の作品を作り上げる事と一緒で、感動や奥深さがあります。   我々、Switchも、洋服の最高峰と称される パリコレ、ミラコレにて世界に賞賛を長い間、浴び続けているブランドを多数 全て正規でお取扱いさせて頂いております。 これは、本当に有難く、憧れのブランドを お客様に提案できることは幸せであり、誇りです。   いかがでしたでしょうか?? 我々がお取り扱いしている洋服を始め、 ヨーロッパの文化というのは、 本当に素晴らしく、美しいもので、 古くから人々を魅了してきました。 その美しさは一瞬で完成されたモノではなく、 長い年月をかけて培われてきたものだからこそ、 味わい深く、趣があるのです。 その文化に触れる事で、改めて、その凄さが体感できるのではないでしょうか?? ヨーロッパの歴史・文化を一言で表現することは出来ませんが、 我々は洋服という、ヨーロッパにおいても 長い歴史を積み重ねてきたモノの中でも、 一流の商品をお取扱いさせて頂いている事で、 その歴史・文化の素晴らしさを、皆様にお伝えさせて頂きます。 僕も大好きな歴史・文化を中心に是非とも、皆様と 語らい、素敵なお話が出来たらと思っております。   次回からは、いよいよ、今シーズン注目の ブランドと洋服をご紹介させて頂きますので、 乞うご期待下さいませ。 皆様のご来店を心よりお待ちしております。