皆さん、こんにちは!!
洋服と歴史と芸術とSwitchをこよなく愛す宗光です。
秋雨で、少しぐずついた天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか??
さて、中央ヨーロッパに位置し、高麓な山脈に囲まれ、
自然と中世以来の文化が、 混在する国と言えば、スイス連邦です。
1815年のウィーン会議以来、永世中立国として、経済的安定を保っています。
今では、小国ながら、世界経済の金融地としても名高く、 ニューヨークやロンドン、
上海などに匹敵するような地でもあります。
では、何故、スイスが金融の拠点となっているのでしょうか??
それは、中世の歴史を紐解くとご理解頂けると思います。
まず、中世のヨーロッパでは数多くの覇権争い、権力争いを経験し、戦争が絶えない地でした。
そんな中、強大な資金と力を持ったのがハプスブルク家です。
もちろん、スイスにも侵攻してきましたが、国土の山脈地帯で
訓練された スイス軍は、あまりに強く、スイス軍が勝利を収めました。
それを知ったヨーロッパの国々が、スイス軍に派遣を要請し、 スイス軍は各地の戦地に出向くようになりました。
当時のスイスは産業が乏しかった為、皆が国外へ率先して行きました。
そうすると、戦地で得た収入を、スイスに住む家族に送金する手段が必要になりました。
その為、現在で言う銀行が必要不可欠だったわけです。
ここに、早くから金融地の中心になっていたという理由になります。
加えて、スイスは地形的にも、お金を管理、保管するには絶好でした。
そうして、現在のスイス国立銀行、UBSを始め、多くの銀行があり、 世界有数の金融地となったわけです。
このように、歴史から見えてくることは多く、ここに歴史の面白さがあります。
では、話を本題に戻しましょう。
何故、スイスの話をしたかというと、今日ご紹介する、皆さんお馴染みの マルニの創業者、
コンスエロ・カスティリオーにが、スイス出身だからです。
マルニのブランド自体は、ミラノで設立されました。
現在は、プラダなどでスペシャルプロジェクトを手掛けたフランチェスコ・リッソが
デザイナーを務めています。
前回も、お伝えしたように、マルニの勢いはここ数年、更に増し、
ミラコレの代表格ブランドとなっています。
その言葉通り、マルニのファッションショーやコレクションの
注目度は、ミラコレの中でもひときわ高いです。
では、マルニの第2弾をお送り致します。
¥140,000
マルニのコレクションラインからの一着。
ミラノコレクションにて、モデルがこのベストを着て、ランウェイを歩きました。
今、旬のボアを使ったタイプで、一見ユニークに見えますが、
着ると大人でオシャレな雰囲気を演出してくれます。
オレンジベース、ブラックベースの2色展開ですが、
両方ともマルニらしさが光るカラーリングに仕上がっています。
他とは違ったベストで、この冬に大活躍すること間違いありません。
¥84,000
絶妙なカラーとデザインが光るセーター。
上品で発色の良いイエローにボーダー柄が光ります。
下半分だけボーダーで、あとは無地。
加えて、リブにホワイトカラーを持ってくることによって、
清潔感も上がります。
もちろん、上質なウールの着心地もあります。
世界を引っ張るマルニのバランス感覚は、研ぎ澄まされています。
¥49,000
マルニの定番と言えるデニム。
テーバードは効いていますが、程良くゆるいです。
シンプルに拘り、素材やシルエットだけで勝負できるのは、
ミラコレブランドならではの技でしょう。
また、非常に良い生地を使っている為、型崩れもしにくく、
5年、10年と長い間愛用して頂けます。
¥64,000
マルニを象徴するアイテムと言って良いボリューミーなパンツ。
バランスよくテーパードも効いています。
見るイメージと穿いた感じは全く違い、
穿くとラクさ、キレイなシルエットに感動して頂けると思います。
最高級のバージンウールで、程良い光沢感もあります。
一度穿いてもらうと、何度もその良さを味わいたくなるような逸品です。
¥79,000
クールさと、上質な感じが光る一足。
最高級のカーフレザーからなる高級感は抜群です。
ですが、ソールをラバーにしている為、歩きやすく、疲れにくいです。
また、ソールの高さにより足長効果もあります。
マルニの服を合わせると、文句なしに仕上がります。
¥36,000
マルニのトートバック。
ビニール製で仕上げている為、素材も強く、耐久性も強くなっています。
持ちては、カーフレザーになっています。
ロゴもシンプルで、裏表でカラーが違い、雰囲気も抜群です。
このバックを持つだけで、オシャレに決めて頂けます。
2回にわたって、ご紹介させて頂きましたマルニ。
マルニ独自の世界観、しっかり感じて頂きましたでしょうか??
大きく成長するマルニの背景には、ファッション界に新たな風を
吹かせたということが、挙げられるでしょう。
ビックシルエットの台頭、見事なカラーリングなど、今までの常識に
とらわれず、新しい形を世界に示したマルニ。
その独自なマルニらしさと、強い拘りが他と一線を画すような
存在となったのは、紛れもない事実です。
そんな、マルニを、お店にて実際見て頂いて、感じて頂けたらと思います。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。