Topical brands in millan ”N°21”
2020.10.1.Thu
皆さん、こんにちは!!
洋服と歴史と芸術とSwitchをこよなく愛す宗光です。
いかがお過ごしでしょうか??
さて、今日は歴史の話からブログをスタートさせましょう。
世界史の観点から言うと、イタリアという国は外せません。
古代ローマ時代から現在に至るまで、長くその歴史はあり、世界の中心にいます。
数ある歴史上の華族の中でも、中世の繁栄の中心だったのがメディチ家。
このメディチ家の最初の当主が、アレッサンドロ(最初のフィレンチェ公)。
フィレンチェ王国を作り上げ、メディチ家が王国を支配していた時の王です。
本名は、アレッサンドロ・デ・メディチ。
ローマの略奪を招き、市民による反乱で追放されました。
その後、1530年にカール5世がフィレンチェを制圧した事により、
フィレンチェの復帰。そして、1532年にフィレンチェ公に返り咲きました。
そして、同族であるロレンツィーノ・デ・メディチに殺される事となります。
メディチ家の中でも、そこまで有名ではないですが、最初のフィレンチェ公の為、
名が上がることが度々あります。
15世紀~16世紀のフィレンチェ王国の繁栄は、かなり優美でした。
今日のフィレンチェの繁栄や世界有数の文化都市となった背景には、
メディチ家の存在が大きく関係しているのです。
そんなメディチ家のアレッサンドロですが、ファッション界で
アレッサンドロの名で有名なデザイナーこそ、アレッサンドロ・デラクアです。
イタリアのナポリの出身であり、ミラコレブランドの
ヌメロヴェントゥーノ(N°21)です。
ナポリの名門美術学校を卒業後、ファッションの世界に飛び込みました。
そして、2010年より、自身がデザインするヌメロを設立しました。
翌年には、ブリオーニのデザイナーに抜擢されるなど、
輝かしいキャリアを積み重ねています。
ヌメロは、ミラコレのコレクションブランドとして、実績を重ね、
わずか、10年余りで、イタリアを代表するブランドへと成長しています。
今では、ファッション好きの人であれば、ロゴを見れば、
すぐにヌメロと分かる程で、日本での知名度も高いです。
そんなヌメロの2020F/wのSwitchコレクションの一部をご紹介致します。
¥35,000
定番のクルーネックのスウェットタイプ。
ロゴデザインのシンプルなものですが、
ヌメロを代表するアイテムでもあります。
裏起毛ではない為、シーズンも長く、一枚でも
冬場にはダウンジャケットのインナーとしても着て頂けます。
¥62,000
ブラック、キャメルの2色展開からなる、オーバーサイズのセーター。
ロゴのデザイン、裾と袖のカラーの切り替えも際立ちます。
シルエットはトレンド感を掴んで、ドロップショルダーの
ゆるいシルエットが雰囲気を格段に上げています。
着やすさもあり、一枚で形になる一着に仕上がっています。
¥65,000
見た目からして、抜群のオシャレ感が光る一着。
素材はウールですが、薄手の為、着やすさもあります。
カラーもさることながら、チェック柄でカジュアルな雰囲気ながら、
どこか大人でクールな感じは、流石コレクションブランドと言えます。
冬場には、ダウンベストなどを重ねてやると、
よりオシャレなインナーとしての要素も持ちます。
¥65,000
細かいディテールが光るデニムシャツ。
ピンポイントのダメージに、さりげないポケットのロゴ、
裾のナイロン地のデザインは、見事と言えます。
時には、ブルゾンのように羽織りにもなり、
時には、インナーとしても使って頂ける為、使い勝手も良く、
さらにカッコ良いという渾身の一着です。
¥21,000(2カラー共に)
イタリアのモードシーンを牽引するN°21と
イタリアを代表するスポーツウェアブランドの
FILAのコラボレーションスニーカー。
2色展開になります。
小さな文字でN21のロゴを並べ、遊び心をプラス。
ボリューム感のある厚底ソールとインパクトのある
デザインが調和した、ポップかつモードな雰囲気の1足です。
皆さん、いかがでしたでしょうか??
ヌメロの世界観を少しは感じて頂けた事と思います。
コレクションブランドとして、世界を舞台にファッションを
発信するミラコレブランドとして、昨今、勢いをましています。
ファッショナブルな人を中心に着用者も増え、
雑誌媒体やメディアでもよく見かけるようになりました。
これからも、益々進化を遂げ、ミラノに旋風を巻き起こす事、間違いありません。
そんなヌメロは、メンズに関しては、正規でのお取扱いが
全国に数店舗しかありません。
Switchでは有難い事に、5年以上も前から、正規でのお取扱いを
させて頂いております。
貴重なコレクションの数々を是非、店頭にて見て、着て頂ければと思います。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。