皆さん、こんにちは!!
洋服と歴史と芸術をこよなく愛すSwitchの宗光です。
11月に入り、寒さが増して参りましたが、いかがお過ごしでしょうか??
さて、世界にある有名な港湾都市と言えば、何を思い浮かばれますか??
リバプール、サンフランシスコ、ロッテルダム、アムステルダムなど、
沢山、存在します。日本で言うと、神戸や横浜でしょうか。
イタリアのアドリア海に面した小さな港湾都市があります。
それが、アンコーナです。

人口は8万人と尾道より小さな街ですが、古代ギリシャ人によって築かれた
起源を持ち、中世の時代には海洋共和国として繁栄した長い歴史があります。
小さな都市ながら、アンコーナの沿岸地帯でも街並みはイタリアらしく綺麗です。
日本では、あまり知られていませんが、歴史的史跡や美しいビーチもあり、
クロアチア、ギリシャなどとフェリーでつながっている為、フェリーで訪れる
人の玄関口としても有名です。
観光名所は高台にそびえたつ、サン・チリアコ大聖堂などです。

イタリアの各都市には、もちろん教会がありますが、このサン・チリアコ大聖堂は、
絢爛豪華な作りではないですが、厳かで壮大なスケールを感じます。
1017年に建設され、100年以上もアンコーナの街を守ってきています。
その他にも歴史都市ならではの史跡もありますが、海沿いを散歩するだけでも
日本とはまた違う、イタリアの雰囲気を十分感じれる事でしょう!!
そんなアンコーナが属するマルケ州は、伝統技術を生かした手作業中心の
モノ作りの聖地としても有名です。
このマルケ州に本拠地を構えるのが、パオローニです。
ラルディーニなどに続く存在で、本国イタリアでは老舗のジャケットブランド
として、広く知られているブランドでもあります。
日本では、古舘伊知郎や神田正輝など、ダンディーな方が愛用しております。
LEONを始め、各雑誌にも昨今は、度々、掲載されるようになりました。
そんなパオローニの2020F/wのコレクションの中から
ピックアップした2モデルをご紹介致します。
¥73,000
パオローニが得意とする定番のジャージジャケットに、
新しいエッセンスを加えた一着。
織柄での表現ではなく、プリント柄を施しているので、
テーラードジャケットとしては珍しいタイプです。もちろん、高級感もありますが、
着やすさも抜群にあります。
このプリント柄は、見た時と着た時の印象は違い、
着た時の印象は、ベーシックなタイプにはない少し大人の遊び心を
感じさせるようなモノになっていますが、
全体のジャケットのバランス感は絶妙に仕上がっています。
¥127,000
パオローニが放つトラベラータイプのスーツ。
ネイビーで、軽いウールのタイプのモノ。
とにかく、このスーツの特徴は、軽く、羽織りやすく、しわにもなりにくく、
パッカブルにもなるので、持ち運びも出来るという優れもの。
ここまでの着やすさを追い求めながら、存在感や高級感はそのままという
流石イタリアを代表するジャケットブランドと言えます。
シルエットは、ジャケット、パンツともに細すぎないタイトシルエット。
抜群のバランス感覚を備えた究極のeasyスーツです。
いかがでしたでしょうか??
昨今、ジャケットブランドが沢山存在する中で、特に注目を
集めているブランドの1つがパオローニ。
現地、イタリアの支持も多く、同じくクラシコ系のラルディーニなどにも
クオリティー、ジャケットの良さも負けておりません。
特にパオローニに関しては、元々、サルトリアとしての丁寧な作りは
もちろんの事、着やすさを求めたジャージのジャケットが特に有名です。
価格帯も、10万弱くらいの値段帯で、生産から検品にいたるまで、
イタリアの自社工場で仕上げるという徹底ぶりです。
これから、益々、イタリアを代表するジャケットブランドとして、
勢いを増し、不動の地位を確立しようとしています。
是非、一度パオローニを羽織って頂いて、その良さを実感して頂けたらと思います。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。