Color sense like art “MARNI”

2021.5.17.Mon

皆さん、こんにちは!!
洋服と歴史と芸術とswitchをこよなく愛す宗光です。
例年より、かなり早い梅雨入りとなりましたが、
皆さん、いかがお過ごしでしょうか??

さて、1917年といえば、ロシア革命が起きた年です。
20世紀初頭の時点で、イギリス、フランス、ロシアなどの列強は、
圧倒的な地域を植民地に治めていました。
この再分割を巡っての争いが、1914年から始まった第一次世界大戦でした。
ロシア革命により、フィンランドとポーランド、バルト三国の
エストニア、ラトビア、リトアニアが独立を果たしました。
正式に言うと、バルト三国は、その後再びソ連となり、1990年代に、
きちんとした独立国となりました。
今日、少しお話をさせて頂くのは、エストニアの首都であるタリンです。


中世の時代から栄えた港湾都市であり、バルト海に面しています。
タリンの人口は、約42万人であり、福山よりも人口は少ないながら、
ヨーロッパを代表する文化都市であり、その美しい街並みは世界を魅了しています。
特に、旧市街である「タリン歴史地区」は、世界遺産にも登録されており、
ハンザ同盟として栄えた中世の時代からの街並みを残し続けています。
まさに、ヨーロッパの文化を継承していく、試みが現れた素晴らしい街と言えます。

ラエコヤ広場の色彩豊かな建物。
コフトウッツァ展望台からの赤やオレンジの屋根や、
旧市街の町並みからバルト海まで、自然と街が調和する美しい
カラーコントラストの広がりはまるで絵葉書のようです。

ヨーロッパの美しい街の特徴として、自然と文化と歴史のバランスの良さが
あげられます。
建物の統一感や景観を大事にすることを概念に持っており、
利便性や合理性を1番には考えません。
さらに、ヨーロッパの人々は、自国の歴史や、世界の歴史をよく
理解している人がアジア人やアメリカ人より、圧倒的に多いように感じます。

そんなタリンの街並のような美しいカラーコントラストで、
世界を魅了し続けるファッションブランドがあります。
それが、switchでもお馴染みのブランドMARNI です。
ミラノコレクションにおいても、今最も注目を浴び、日本でも知名度は非常に高くなっています。

マルニは、トータルバランスにおいて優れていますが、
特に大きな特徴として、シルエットとカラーリングが、挙げられます。
カラーリングは、ポップな色使いをするも、大人で上品なカラーに仕上がり、
単純な単色のカラーとは大きく違う、複雑なカラーを生み出します。
それが、マルニのファッションアイテムに施された時、非常に良い雰囲気を生み出します。
そんなマルニの第2弾として、新作商品をご紹介させて頂きます。


¥80,300
マルニの渾身の半袖サマーニット。
独特のカラーデザインとボーダー柄が光ります。

上質なコットンのタッチも素晴らしく、半袖でありながら、
非常に高級感を感じさせます。
また、細かいギミックの首元のステッチもマルニらしいです。


¥69,300
マスタードカラーが絶妙な開襟シャツ。

左右の肩回りと胸ポケットにはニット地のモノトーンデザインが
施されており、絶妙なこなれ感を演出しています。

少しハリ感のあるコットン素材がベースであり、大人の雰囲気もプラス。
これからの夏のシーズンをより良く彩ってくれる一着と言えます。

皆さんいかがでしたでしょうか??
この続きは次回更新させて頂きますので、楽しみに待ち下さいませ。

皆様のご来店を心よりお待ち致しております。