皆さん、こんにちは。洋服と歴史と芸術とSwitchをこよなく愛す宗光です。いかがお過ごしでしょうか。
さて、トランプのハートのキングのモデルとして描かれたり、別名「ヨーロッパの父」と呼ばれているのが、カール大帝です。
カール大帝は、8世紀後半から9世紀前半にかけて、西ヨーロッパで活躍した歴史上でも有名な人物です。
武力で西ヨーロッパを統一しただけではなく、外敵の侵入からヨーロッパを守り、ローマ教皇を中心とするキリスト教信仰を守り通します。
そればかりではなく、古典文化の復興にも力を注ぐなど、歴史的に意味のある非常に重要な事を成し遂げています。
歴史上、「大帝」の称号付きで呼ばれるのは軍事的な成功者や、国内政治で偉大な業績を上げた君主だけです。場合によっては、宗教上の重要人物も大帝とよばれます。
ヨーロッパを中心に、18世紀頃まで続いた国王政治が長い期間続く中、大帝と呼ばれた人物は数少ないので、いかにカール大帝が成し遂げた意味があったのかが伺えます。
ヨーロッパの礎を築いたとも言え、後のヨーロッパ情勢の基礎を作り上げました。
さて、ファッションの世界においても、キングの称号のブランドがいくつか存在します。
その一つが今日ご紹介する、別名”キングオブカシミア”と呼ばれる、LUCIEN PELLAT-FINET (ルシアンぺラフィネ)です。
ラグジュアリーなカシミアニットがアイコニックなブランドで、ポップでシニカルなユーモアあふれるカシミアニットが世界中のセレブリティの間で瞬く間に人気ブランドに。
また、スカルブームの火付け役として、幾つかあるスカルブランドの頂点のブランドとして君臨します。
ブランド設立から、30年近くたった今でも、絶大な人気を誇ります。今では、少し感覚の若いカジュアルラインも展開しており、幅広い世代に愛されています。
そんなルシアン・ぺラフィネの2022s/sのコレクションの一部を皆様にご紹介致します。
¥132,000 (in tax)
鮮やかなカラーとデザインが特徴的なフーディー。ベースはアースブルーカラーで仕上げています。
両袖にデザインチックなデザインを取り入れる事で、全体のバランスを整え、大人のカジュアル感を演出しています。
ワッペンやロゴの刺繍、染めなど流石のデザインで、細かなディテールにも拘っています。
一枚で着ると圧倒的な存在感を出すことでき、ルシアンの魅力を存分に感じる事が出来ます。
いかがでしたでしょうか。
次回も後編としてルシアンをお届け致しますので、乞うご期待下さいませ。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。