イタリアモードの定番ブランド ”N21°”

2022.5.23.Mon

皆さん、こんにちは。洋服と歴史と芸術とSwitchをこよなく愛す宗光です。

日に日に暖かさも出てきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

イタリア語は文化研究の世界において、最も重要視されている言語です。

1265年にフィレンツェで生まれた詩人ダンテ・アリギエーリ。彼こそが俗語をイタリア語に昇華させた人でした。

古代のイタリア半島においては複数の部族が存在し、それぞれが異なる言語を用いていました。国家ローマによるイタリア統一によって、ローマの言葉であるラテン語がイタリア人の公用語として普及します。

ローマ帝国の分裂は各地ラテン語の方言化を招いて、イタリアにおいても民衆ラテン語のイタリア方言と呼べる言葉が成立しました。これが他地域のラテン語とは異なる言語に変化して、古イタリア語になります。

詩人ダンテ・アリギエーリは当時古典ラテン語で書くのが一般的であった文学作品を、中央イタリア語のトスカーナ方言に南部のナポリ語・シチリア語の語彙を取り入れた言葉で執筆しました。

この言葉が現在のイタリア語と呼ばれる言語になりました。イタリア語はあらゆる分野において、世界をリードしてきました。

また、14世紀から16世紀にわたる、いわゆるルネサンスの時代に、イタリア語は人間活動のあらゆる分野で西ヨーロッパをリードしました。

文学では前記三大作家のほかにアリオスト、政治ではマキャベッリ、芸術のラファエッロ、ミケランジェロ、科学のガリレイなどの名をみれば、このことが分かります。

さらに、イギリス人であるシェークスピアの作品の半分はイタリアを舞台に展開しています。

さらに、18世紀に完成したオペラもイタリアを発祥の地としており、19世紀国民オペラ誕生までは、モーツァルトの作品にみられるように、イタリア人以外の作曲家の作品にもイタリア語が用いられていました。

音楽用語のほとんどがイタリア語であり、西欧文化に与えた影響は大きいです。

さて、今回ご紹介するイタリアのブランド名には、イタリア語の数字が入っています。それが、N21°(ヌメロヴェントゥーノ)です。

ヌメロは、ミラコレのコレクションブランドとして実績を重ね、わずか10年余りでイタリアを代表するブランドへと成長しています。

今では、ファッション好きの人であれば、ロゴを見ればすぐにヌメロと分かる程で日本での知名度も高いです。

世界的に言えばプラダ、グッチなどと同じ立ち位置でコレクションを展開しています。

このヌメロもSwitchでは全て正規でお取扱いさせて頂いております。

そんなヌメロの2022s/sのSwitchコレクションの一部をご紹介致します。

¥110,000 (in tax)

高級ボンディング素材で仕上げた落ち着きのあるブルゾン。

ネイビートーンのベースで、大人の洗練された雰囲気を演出しています。

また、両脇のサイドファスナーは開く仕様になっており、インナーをチラッと見せる事も可能です。

一見するとフードのパーカーでラフ感がありますが、大人の品格を兼ね備えた究極の一着と言えます。

¥75,900 (in tax)

こちらは、ヌメロの得意な形であるナイロン素材のフーデットブルゾン。

非常にシンプルに仕上げていますが、カーキのカラーも絶妙で良いアクセントになっています。

生地感も春夏仕様で薄手で、これからの梅雨時期にも沢山活躍してくれます。

また、バック部分には小さくブランドロゴのデザインを施しており、非常に良いバランスで着て頂けます。

さらには、ブルゾンタイプで7万円台という抜群のコストパフォーマンスにも驚きのタイプです。

さて、皆さんいかがでしたでしょうか。まだまだ紹介したいところではありますが、今日の続きは次回にさせて頂きます。

お楽しみにお待ち下さいませ。皆様のご来店を心よりお待ち致しております。