皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
さて、前回に引き続き今回は、クチネリが本拠地を構えるウンブリア州のソロメオ村への訪問の様子を皆さんにお伝えさせて頂きます。見どころが盛りだくさんなので、2回に分けてお届けさせて頂きます。
フィレンツェの滞在するホテルまで、クチネリ社のチャーター車で迎えに来て頂き、約2時間かけてソロメオ村に向かいました。
今回、クチネリ本社のアテンドをして頂いたジュリアさん。本社につくと、温かくお迎え下さり、ジュリアさんのお陰でとても良い時を過ごさせて頂きました。
ブルネロクチネリは1985年にソロメオ村に本社を移転。地域の人々を雇用し、教会を始め、村の修復、劇場や職人養成学校を設立するなど、村の復興に大きく貢献。その功績で、イタリア共和国功労勲章をはじめ、権威ある数多の賞を受賞しており、”世界一美しい会社”と称されています。
【オフィスとサンプル作り】
クチネリらしい上品なエトランスには、実際に販売もされているホームコレクションの数々が置かれていました。また、オフィス内部にあるサンプル製作所では次のコレクションに向けて丁寧なハンドメイド作業が行われていました。
目の前で、職人一人一人がハンドメイドで作り上げる様子は、圧巻でした。
【ソロメオ現代芸術工芸学校】
イタリアが誇る想像力の源として代々受け継がれてきた芸術や職人の技巧をこれからも後世に伝えるべく、すでに数年前からこの環境のもとで未来の職人が養成されています。
毎日最長8時間の授業を受けながら、その対価となる給付型奨学金を受け取ることにより、多くの若者が職人技術の真の価値を理解し、学んでいます。
世界に注目される企業でもあるクチネリならではの、取り組みです。
【聖バルトロメオ教会】
12世紀に創設された歴史ある教会で、クチネリ社が修復を行い、企業としての経済活動とともに、地域の経済活性化に取り組む信念の一つとして完成されました。
【ソロメオ村旧市街地】
歴史ある街並みは息をのむほどの美しさです。クチネリ社は、この歴史あるソロメオ村から見える、自然や大地や空などのエッセンスを、ファッションアイテムに取り入れています。
さて、次回はソロメオ村訪問の後編をお届け致します。乞うご期待下さいませ。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。