皆さん、こんにちは!!
洋服と歴史と芸術とswitchをこよなく愛す宗光です。
いかがお過ごしでしょうか??
さて、イタリアで有名な湖といえば、コモ湖。
リゾート地として、世界的に名高いです。
一方、イタリアで2番目に大きく、コモ湖より、
もう少し、観光地としての印象が強いのが、マジョーレ湖。
この湖畔も、古くから避暑地として、文学者のヘミングウェイなどから
愛されていました。
このマジョーレ湖で最も有名な見所であるイゾラ・ベッラ島。
この島は直訳すると「美しい島」と呼ぶことが出来ますが、
この島全体がボッロメーオ家の宮殿と庭になっています。
長さ320m幅400mとそれほど大きくはありませんが
その美しさや豪華さはまさに湖に浮かぶベルサイユ宮殿とも言われています。
実際に皇帝ナポレオンもこの島を訪れ、とても気に入ったそうです。
ジョージクルーニーや、チャールズ皇太子をはじめ、
多くの著名人が訪れたりしています。
また、1935年には、英仏側が、ドイツのナチスに対抗する為、
イタリアのムッソリーニとの会談を行うなど、今で言う、サミットのような
会談がよく行われていました。
一度は、この絶景を訪れてみたいものと思います。
さて、ご紹介したマジョーレ湖の湖畔にて、創業した
イタリアの有名なファッションブランドがあります。
それが、皆さんもよくよくご存知のヘルノです。
1947年からの長い歴史、伝統と格式を誇り、
現代的でモダンなエッセンスを加えた、
革新的なウェアを世界に向けて発表し続けています。
創業地の特性を生かし、水をテーマにしたヘルノの取り組みは、
進化を続けてきました。
何よりも、上品さが漂う佇まいは、ヘルノならではといえます。
そして、10年ほど前から取り組んできた試み。
それは、伝統とモダンの融合です。
その中で、生み出されてきたのが、素材に特化したウェア。
撥水、防風など、自然を考えた素材のテイストは、
瞬く間に、ファッション界を旋風していきました。
アウトドアブランドがシーンを考えた素材を使用するのとは
違い、あくまでタウンウェアとしての位置付けに、
このテイストを落とし込むことは、画期的だったといえます。
着やすく、機能面も充実。そしてエレガント。
この究極のウェアは、ヘルノが正しく向き合ってきた証と言えます。
昨今は、原点であるアウターウェアだけではなく、
カットソー、スウェット、シューズなど、今までのノウハウを
生かした様々なアイテムの展開を行なっています。
そんなヘルノの、2021s/sコレクションより、
switchがピックアップした商品の一部をご紹介させて頂きます。
¥74,800
ヘルノが最も得意とするナイロンブルゾンからの一着。
ナイロン素材も柔らかく、非常にしなやかな素材を使用している為、
着心地もより良く仕上がっています。
あとは、このチェック柄が特徴です。
キレイ目なベーシックトーンが多いヘルノですが、
カジュアルな遊び心あるテイストに落とし込んでいるため、
よりフレッシュなヘルノらしさが表現されています。
¥24,200
素材に特化したラミナーシリーズのカットソー。
ナイロンとコットン地の切り替えタイプです。
ラミナーシリーズのアウターウェアに使われる素材を
落とし込んでおり、雰囲気も抜群に良いです。
少しのこなしが、纏った時の存在感を高めてくれます。
いかがでしたでしょうか??
その他のアイテムは、また木曜日に載せさせて頂きます。
伝統と格式を重んじながらも、時代や幅広い層を考え、
ヘルノは進化を続けています。
ただ、あくまで、今までの上品さは残しつつ、新しいチャレンジを
している点は、流石ヘルノと感じさせてくれます。
これまで、長きにわたり、アウターウェアの分野を牽引してきたヘルノ。
アウターウェアも去ることながら、トータルファッションを提案する
イタリアのラグジュアリーブランドとしての存在感は、
これまで以上に、垣間見えてくると思います。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。