ファッションの歴史

2021.8.19.Thu

皆さん、こんにちは!!
洋服と芸術と歴史とswitchをこよなく愛す宗光です。
お盆も明けましたが、いかがお過ごしでしょうか??

さて、今日は洋服の歴史について今一度、お話をさせて頂こうと思います。
洋服の起源はヨーロッパにあり、時代背景や土地柄など、
様々な状況下において、変化を遂げてきたと言えます。
まず、ヨーロッパでは5000年以上前から、動物の毛皮の上着やコート、
帽子、革で編んだマント、内側に草を詰めた皮製の靴といった、
現代と同じような洋服を見に纏っており、
実際にその時代モノとされるミイラからも、その事が伺えます。

一方、日本では、魏志倭人伝に稲作の作業着として、衣服は登場するものの、
この作業着の延長の形が、多くの一般市民を中心に江戸時代まで続いていました。
日本に洋服の形がきちんと伝来してきたのは、明治時代。
明治に入ってから皇室、政府の正装、軍人、駅員の制服などから少しずつ、
洋服文化を取り入れるようになりましたが、洋服は高額で庶民には手の出ないものでした。

このように、ヨーロッパと日本の洋服作りや概念、歴史の積み重ねには、
圧倒的に差があり、今日のパリコレ・ミラコレが世界を牽引することに
繋がっていると言えます。

また、ヨーロッパにおいても、ファッションから、様々な時代背景が伺えます。
18世紀に栄華を迎えたコルセットの文化。
実際の身体からはかけ離れた身体のフォルムを創出し、
衣服が人間を、生きた芸術作品へと仕立て上げたと言われています。
そしてそこには、外見を着飾り、気品や優雅さを感じさせることで、
政治的な影響力を保持しようとする貴族階級の思惑が内包されていたとも言われています。
18世紀後半を迎えると、フランス革命が封建的な社会体制を崩壊させ、
貴族と平民という枠組みを解体し、自らの思想をその服装によって表明していきました。

衣服は個人的なものであるにもかかわらず、時代や地域によって、
異なる社会の影響を大きく受けてきました。
人々が着ているものを見れば、その社会の価値観や構造を推察できると
言っても過言ではないだろうと言われており、ファッションから時代が読めます。
ファストファッションを始め、様々なファッションの形が登場してきました。
ですが、根源となるのはヨーロッパの服飾文化であり、その中心となるのは、
パリコレ・ミラコレで発表される一流の洋服であり、これまでも、これからも
世界を牽引していくことは間違いありません。
奥深さ、積み重ねてきた歴史や時代を馳せながら、世界にファッションを発信しています。

我々は、そんな世界で輝くパリコレ・ミラコレの洋服を中心に、
世界の一流ブランドの数々を全て正規取り扱い店として、
また、ヨーロッパに通ずるお店として、
皆様のライフスタイルや人生を彩るような提案をさせて頂いております。
洋服の提案はもちろんの事、ヨーロッパの文化的な事や歴史なども合わせて、
皆様にお伝えさせて頂きたいと思っております。

皆様のご来店を心よりお待ち致しております。
また、下記のインスタグラムにて、服のご紹介もさせて頂いておりますので、
そちらの方もチェックして見て下さいませ。

アカウント名→ switch_international_official

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