皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
さて、前回に引き続き今回は、クチネリが本拠地を構えるウンブリア州のソロメオ村、クチネリ本社、ソロメオ村への訪問の様子(後編)を皆さんにお伝えさせて頂きます。






【テアトルクチネリ】
芸術フォーラムとして造られた劇場。ヨーロッパの文化的な価値を反映し、オマージュを捧げるクチネリに相応しい施設です。
クラシックコンサート、バレエ、オペラなど、ヨーロッパを原点とする催しが定期的に開催されます。直近でも、有名なアーティストを招くイベントが開催される予定です。





【ソロメオ村にあるブティック】
世界のファッションブランドの頂点に君臨するクチネリですが、創業地であり、本社のあるソロメオ村にもブティックを構えています。また、奥様がこのブティックに立たれて接客されているようです。
日本及び、各国のフラッグショップと同じく、イタリア産の最高級の木材や什器を用いて、徹底したクチネリのブランドの世界観を作り出していました。細部に至るまで、クチネリらしく中間色で統一し、エレガントな雰囲気を存分に感じさせて頂きました。

【現在の図書館】
造形美を感じさせる図書館にはピアノが併設されていました。高度な職人技術を後世に受け継ぐべく、貴重な資料や数多くの書籍が置かれていました。現在、新しい図書館を建設中との事でした。訪れる方に、より豊かな感性を育ませる場所を提供しようという思いを込めた新しい図書館の来年の完成が予定されています。







【ワイナリー】
産業の園、育成の園、農業の園という3つの公園からなり、5ヘクタールの巨大な敷地に2万本を超えるブドウの木が育まれています。
時間の関係上、今回は視察できませんでしたが、同農園にはオリーブ畑、オリーブ工場もありました。
歴史あるフランスのワイナリーにも負けない素晴らしい施設で、ファッションブランドを越えた、一企業としてのブルネロクチネリの凄さを痛感いたしました。








【社員食堂】
優美なルネサンス建築の建物に従業員用の食堂を用意し、社員への敬意が感じられます。社員は、リーズナブルな値段で、ワインや料理を楽しみ、幸せに満ちたランチタイムになっています。
メニューはクチネリ本人が好きなものを中心に日替わりで提供。また、社員食堂で働く、スタッフの制服もさすがクチネリと言えるほど、オシャレでした。社員食堂にいる全ての人の笑顔がとても印象的でした。

今回のクチネリ本社への会社訪問は、5時間以上かけて本社の内部から、ソロメオ村全体を網羅し、案内して頂きました。
誰もが経験できない貴重な晩餐会、ソロメオ村にあるクチネリ本社にご招待して頂きました事を、この場を借りてお礼申し上げます。本国のクチネリ、クチネリジャパンの皆様に、重ねてお礼申し上げます。
ブルネロクチネリのブランドとしての、研ぎ済ませれた価値観と信念を大いに感じさせて頂き、改めてブルネロクチネリを正規でお取り扱いさせて頂ける事に、有難さと誇りを感じました。
クチネリの凄さは、著書を読んだり、お取り扱いさせて頂く中で、十分に感じておりましたが、世界で称賛を浴び、世界のトップオブブランドとしてのクチネリの凄さは想像を遥かに超えるものでした。
現地でお話を聞き、会社の様々な施設を見たり、晩餐会のおもてなしを受けたりと、クチネリのあらゆる面に触れさせて頂くことで、クチネリがファッションブランドとして、ブランドを越えた一企業として、世界の頂点に君臨する真の意味を痛感し、とても感銘を受けました。
エレガントで格調高いおもてなしに感動とトキメキを覚え、益々ブルネロクチネリが愛してやまない存在になりました。この経験を元に、皆様にこれまで以上に、クチネリの魅力と素晴らしさをお伝えさせて頂けたらと思っております。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。