皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
前回のブログまで、クチネリの晩餐会、クチネリ本社への訪問、PITTI UOMO、ヘルノ&JWアンダーソンのバイイング、Dsquared2の2025s/sのファッションショーに続き、HERNO本社への訪問とお送り致しました。今回は、ヨーロッパ出張の最終編として、ミラノとフィレンツェの街歩きの様子を皆様にお届け致します。
【フィレンツェ】
イタリアを代表する歴史都市のフィレンツェ。中心部の歴史地区は世界遺産に登録され、屋根のない美術館と称される美しい街並みが特徴です。
12世紀に名家メディチ家がフィレンチェを収めると、フィレンツェを美しく高貴な都市にすべく、数々の芸術家たちに資金を提供し育てていきました。メディチ家のバックアップを得て、絵画、建築、文学など様々な分野の芸術がフィレンツェの地で大きく開花していきます。
また、フィレンツェの観光スポットであるヴェッキオ橋は、紀元前のローマ時代に建てられ、再建を重ねながら、現在まで、フィレンツェの象徴として歴史を繋いでいます。
パリのヴェルサイユ宮殿に匹敵する絢爛豪華なピッティ宮殿。メディチ家の繁栄と栄華を象徴しており、ルネサンス期を代表とする名画や美術品が集められています。
今回、訪れた際には世界的なクチュールブランドのアーカイブコレクション展が開催されていました。アルマーニなどをはじめとした一流ブランドの麗しいドレスなどが並んでおり、宮殿の格調たかい雰囲気と相まって素敵な空間となっておりました。
【ミラノ】
ファッションとデザインに代表されるモダンなイタリアを感じる街であるミラノ。世界中の人が注目する、ミラノコレクションに代表される最先端ファッションや、ミラノサローネなど国際的な見本市が行なわれるインテリアや建築のモダンデザインの発信地であり、現代のイタリアを表す都市です。
歴史的な建築物である、ドゥオモやヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアはミラノのシンボルで、歴史と現代的なモダンをうまくマッチさせた都市でもあります。
また、我々のようなファッションに関わるものが憧れとしている、モンテナポレオーネ、スピーガー通りは、イタリアに本拠地を構えるブランドを始め、世界の一流ブランドの格調高いブティックが立ち並びます。
ヘルノ、ムーレー、ブルネロクチネリ、モンクレールなど、私たちが正規取り扱いさせて頂いているブランドがずらりと並んでおり、日本で見るそれらのブランドの立ち位置とは全く違う、格調の高さと一流ブランドとしての評価を改めて感じさせて頂きました。
さて、皆さんいかがでしたでしょうか。この度のヨーロッパ出張は、お陰様で今まで以上に中身の濃いモノでした。そして、今までにない経験をさせて頂き、とても感慨深いモノになりました。
ヨーロッパ出張を終えて一番感じていることは、世界の名だたる一流ブランドを全て正規で取り扱いさせて頂き、世界で輝く最新のファッションを皆様へご提案させて頂ける事への喜びと誇りです。
洋服の本場であるヨーロッパでは、文化を継承するものとして、ヨーロッパでは認識されています。 単なる着るものではなく時代を現す、文化のシンボルとして今日もなお、世界に発信され続けています。
洋服はまさに、文化・芸術と同じ立ち位置のモノと言うことができ、ヨーロッパの人はこの感覚を身に染みて感じているということを改めて痛感致しました。
今回訪れたミラノを始め、ヨーロッパにお店を構えても通用する一流専門店のブティックを目指して参ります。
また、今回のヨーロッパ出張のお話も、皆様に直接お伝えさせて頂きたく思っておりますので、お気軽にご来店頂けましたら幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ち致しております。